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本日は爽やかー。
花粉も落ち着いて、一番気持ちのいい時期になりました。
本日ご紹介する家具はキッチンカウンター収納です。
カウンター収納にしては奥行きが広めの800mmですが、キッチン側とリビング側と両方に収納があります。
キッチン側には6つの引き出し収納とゴミ箱を入れるオープンスペース。
リビング側はガラス扉の戸棚とスツールを置いてカウンターテーブルとして使うスペースです。
キッチン側は6つも大きめの引き出しがあるので収納力たっぷり。
一番下は大きなお皿をしまいたいというお客様のご希望で仕切りをつけました。
確かに大皿の収納って難しい。
広さも必要だし、重ねてしまうと一番下は取り出しにくくなります。
こうすると一枚ずつしまえて、取り出しやすくなりますね。
でもかなり重くなるので金物は重さに耐えられる丈夫な仕様のものにしました。
取手は細めの真鍮で美しく。
リビング側のお客様などからは見えませんが、毎日使う場所なので使いやすさも、自分の「好き」も追求したいですよね。
リビング側は見える方なのでもちろん美しく。
框に組んだガラス扉の収納は、浅めですがリビングで使う食器をしまって、キッチンまで行かなくても済むように。
ガラス扉は抜けもあるので、大きな家具ですが軽やかに見えます。
お客様からは、料理をする時はもちろん、買い物したものをちょっと置いたり、
配膳の準備ができたり、作ってもらって良かったとのご報告がありました。
広めのカウンターを便利にお使い頂いているとのことで良かった!
こちらにはテーブルも納めさせて頂いたのでまたご紹介します。
今、吉祥寺のお店には2台のキッズキッチンがあります。
こっちはずっとお店に置かれていたもの。
こっちはお客様がずっと使われていたものです。
実は先日、お客様から
「ずっと前に購入して使っていたんだけれど、子ども達が大きくなってしまって・・・そのまま捨てるのも忍びなく・・・」
とご相談頂き、こちらまで持ってきて下さるということでお引き取りしました。
ご家族皆さんで持ってきて下さって、これを使って遊んでくれていたであろうお子さん達もいらっしゃいました。
その姿は「確かにこれではもう遊ばないだろうな・・・」
というくらい大きくて(記憶が正しければ、納品した時は赤ちゃんだったような・・・)
本当に長い間使ってもらってありがたく思いました。
お客様も「ちょっとガス台のところが一部取れちゃったんだけど、あとは壊れずに使っていました」
とおっしゃっていましたが、オーブン風の扉も、引き出しもそのまま。
お店に置いてあるものは雨風にさらされたということもあり、壊れてこそいませんがボロボロ・・・
お客様の方は本当に綺麗で、大事に使ってくれていたことがわかります。
たくさん触って遊んでくれたおかげで、独特の艶が出てるのが愛おしい・・・
我が家のキッズキッチンはお役御免となった後、お世話になった学童保育に使ってもらいました。
このキッチンも、ちょっと修理をして磨いたらどこかにお譲りして使って頂けたらいいな、と思っています。
今日はずいぶん気温も上がり、土曜日ということで中道通りもたくさんの人が。
桜の開花宣言も出て、井の頭公園も賑わっているでしょうね。
もうすぐ4月。
入学やお引っ越しもありますし、春はなんとなく部屋を片付けたり、心機一転模様替えをしたりしたくなりませんか?
今回のお客様も、お子さんが入学を機に一人部屋への独立!
ということでベッド周りに収納やデスクをまとめたロフトベッドをご注文下さいました。
こちらのお客様は設計のお仕事をされているということで、ご自身がデザインなどを考えて
そこから実現できる形や素材などをすり合わせしながら作りました。
Rのある柵が特徴的なデザイン。
ベッドへの階段も柵と同じ材料を合わせて、シンプルに機能的に。
棚にもなっている窓枠のような部分もRをとってあるのがかわいいですよね。
グレーのメラミンと白のアイアンとナラ材。
それぞれの材の組み合わせが子どもっぽくなり過ぎず、程よい遊び感を出しています。
なんとなく宇宙船のような雰囲気も。
奥の明るい窓際にデスクもあって、引き出し収納や棚収納もあり、スタディースペースも完璧です。
一人部屋への独立は子どもにとっても大きな一歩!
でもこんなスペースがあれば「独立」でありながらなんとなく守られた「基地」のような。
きっとあっっっっという間に大きくなってしまうのでしょうが、頂いたメールにはまだベッドは使われず
下の空間はおもちゃでいっぱいというご報告が。
楽しく使ってくれていて嬉しい・・・
ベッドは急がずに・・・いつか使ってくれる日を楽しみにしています。
急に暖かくなったと思ったら、最近は寒い日が続いたり・・・
土曜日の吉祥寺は雨が降ったり晴れ間が出たり変な天気です。
これも春が近づいているということなのでしょうか・・・
さて今回は春にふさわしい?材料のビーチ材avボードです。
なぜ春にふさわしいか・・・?ビーチ材は淡い桜色のような色が特徴だからです。(無理やり)
ご注文されたお客様はすでにビーチ材で他の家具をお持ちということで、材料を揃えて作りたいというご要望でした。
優しい色味のビーチ材でシンプルな形にするとつまらなくなりそうですが材料を厚めに取ってあるので、グレード感も出つつ可愛らしく仕上がりました。
奥に背板が入ってないので、配線がシンプルに繋げる良さも。
そしてビーチ材は経年による褪色などの変化が少ない材料の一つです。
あまり高さもなく、扉も引き戸にしてあるので少し和の要素も感じます。
今は日本でもほとんどが洋式の生活。
我が家も和室はありません。
椅子や、テーブル、ソファ、といった生活の中でも日本の中ではなんとなく背の低い家具がしっくりくるなと思います。
海外の家を見ると、同じような生活様式になってきているとはいえ背の高い、主張が強い家具が多いな・・・と感じます。
どちらがいいとか悪いとかではなく、家の広さや天井の高さ、間取りなどでも似合う家具は違うんだなということ。
そういう意味でもオーダー家具は、お客様の好みはもちろんですがその空間に合うものを作れるので
納めた時も初めからすんなり馴染む気がします。
昨日は娘がかねてから行きたがっていた小金井の「江戸東京たてもの園」に行って来たそう。
彼女も古い建物などが好きなので、相当楽しかったらしく全ては回れなかったようです。
色々な建物の中にある当時の生活の様式。
やはり日本の中に建っていたものということで和の雰囲気はありつつ時代によっては和と洋が混じったモダンな雰囲気の物があったり。
どの時代でもその時の生活様式の中で、機能と装飾どちらの美しさも追求していますよね。
まだまだ、極めていくのは難しい家具作りですが目指すのはその域!!
私ももう少し暖かくなったら、勉強も兼ねて江戸東京たてもの園に行きたいと思います・・・
前回、前々回とご紹介したお宅のもう一つ。
ダイニングセットです。
こちらもナラ材で、脚はグレー塗装のアイアン。
脚の先は同材のナラを接木してあります。
椅子二脚はよく見ると高さが違います。
ご主人様は、少し腰痛が気になるとのことでしたので微妙に高さを替えてぴったりのサイズにして、クッションも別に作りました。
ちょっと腰に当てて座ったりするのにいいですよね。
そして、テーブルにはすこし仕掛けが。
サイドにピンを取り付けて小さな棚をつけることが出来ます。
テーブルに置いておくとちょっと邪魔になる細々した物たちをさりげなく棚へ。
スマホを充電するための棚というのが目的でもありましたので、テーブル横のコンセントからスマートに目隠ししつつ充電出来るようにしました。
ピンから取り付けるものにしたことで、ピンを外せば邪魔にならずに短手側にも座って頂けます。
以前ご紹介したTVボードとは、脚の色もグレーで一緒ですし、
ソファとは座面の生地をグレーにしてリンクさせたり
全部の家具の雰囲気を少しづつ寄せることでお部屋に統一感が出て素敵でした!
この前ご紹介したソファにチラッと写っていたTVボードはこちらです。
ナラ材に、アイアンの細めの脚をつけました。
アイアンで脚をつけるのはよくやるのですが、黒や白が多いかな?
でもコチラのTVボードの脚はグレーです。
濃いめのグレーなので、黒にも見えますが黒より柔らかい雰囲気になっています。
少しの色の違いで、個性が出たりイメージが変わったり。
もうこれは好みの世界なのですが、こちらのお家にはグレーがしっくりきました。
中央の扉は引き戸になっていて、格子扉。
熱がこもらないということもありますし、中にav機器を入れてももちろんリモコンが効きます。
格子の隙間は15mmくらい。
隙間の大きさでも雰囲気が変わり、もう少し細くすると和っぽくなりますが、
このくらいの隙間で、格子が内側に来ないで外に出ているのでモダンな雰囲気になりました。
両サイドに二段づつ引き出し収納がありますので、細々したものもしまえると思います。
ソファ、TVボードと同じナラ材でダイニングセットも納めましたので次回ご紹介します!
以前ご紹介した「basso sofa」を納めさせて頂きました。
生地は明るめのグレーとそれより濃いめの落ち着いたグレーのツートン。
クッションには同じトーンのパープルも加えて、3色になっています。
本体はナラ材です。
前にご紹介したbasso sofaはウォールナット材。
材料も違うし、生地をツートンにしていることでだいぶ雰囲気が変わります。
オットマンもあるので、L字に置いて足を伸ばしたり、単独で離して置いてスツールのように使うのも可愛い。
basso sofaの特徴の低い背もたれが、ダイニング側とリビング側を緩やかに仕切っています。
床材がナラなので統一感もあり、低いソファがお部屋をより広く見せています。
最後の写真にすこーし見えているTVボードもナラ材。
次回ご紹介します!
basso sofaの生地を張り替えました。
ウォールナットの躯体に馴染む優しいベージュです。
ショールームに置くソファはサンプルなので、割とハッキリした色味にしていましたが、
今回のはお家イメージに近い雰囲気かもしれません。
「basso」はイタリア語で「低音」「ベース」の意味。
背もたれが低く、重心低めなことも、楽曲を下支えする役割という意味でもなんか雰囲気に合っていませんか?
このソファの安定感にピッタリの生地を選べた気がします。
生地の新しいサンプルも届きました!
今回の生地もいい感じです。
生地から選んで作っていくソファ作りも楽しそう。
*前回のテーブルのお客様のスツールは次回ご紹介します!
チェリー材のテーブル。
真ん中が少し膨らんだデザインで、天板や脚もふっくらと丸みがついています。
大きくないサイズなのと、クラシカルなデザインがお好みということもあってアクセントに「千切り(ちぎり)」をウォールナット材で入れました。
千切りは、割れがある材料の割れどめだったり節を埋める意味がありますが、今回はそういうものはなくあくまでもアクセントの一つとして。
Rが多めで優しい印象のデザインによく合っています。
キッチンカウンター収納をご紹介したお客様のところに納めたテーブルです。
材料は同じウォールナットで。
落ち着いた雰囲気のお家なので、深い色のウォールナット材がしっくりきました。
椅子は以前からお持ちのもので、その高さや大きさに合わせてサイズも決めました。
セットでご購入頂かなくても、気に入った椅子に合わせて作ることができるのがオーダーテーブルの良さです。
オーダーの良いところをもう一つ。
打ち合わせが済んでから、お客様からテーブルの下に引き出しをつけられますか?とご希望を頂き、天板下に薄めの引き出しをプラスしました。
製作に入る前でしたら、こういったご要望にもお応え出来ます!
テーブルをお掃除するブラシなどを入れたいので、それほど深さはいらないということで座った時の足にも邪魔にならない薄さで。
強度の関係で、一つだけではなくバランスをとって反対側にもつけたので意外と色々しまえそうです。
ついつい置きっぱなしになってしまいそうな筆記用具やはさみ、ウェットティッシュやリモコンなどもサッとしまえていいですよね。
テーブルの脚には黒のアイアンを渡してあります。
一部を違う素材にすることで、木だけとはまた違う表情が出ました。