order cabinet、cup board

お店の前の公園のじゃぶじゃぶ池が終わりました。
子どもたちの声が聞こえなくなったせいか、秋っぽくなった空気のせいか吉祥寺が大人っぽい雰囲気です。
さて本日は、「大人家具」を。
「大人家具」というのは少し大袈裟ですが、落ち着いた雰囲気のこの家具はリビングの飾り棚。
まず綺麗なナラの木目とクリアなガラスのショーケースが大人っぽい。
中の棚板もガラスなのが雰囲気を出してます。
そして不思議な上部の格子部分は壁などにはめ込むタイプのエアコンが収まっています。
エアコンは必要なものですが、どうしても「家電」としての存在感は否めない。
そこで壁に埋め込むタイプのエアコンをあえて家具に入れ込んで「家電」イメージを「家具」イメージに・・・といった感じです。
すっきりした見た目と、綺麗に繋がる目を生かして3枚の扉で繋げましたがリビングなので少し引き出し収納もあると便利。
左の扉を開けると、中に引き出しがある仕様にしました。
細々したものの収納には、やはり引き出しは便利です。
端についている白い金物は耐震ラッチ。
扉収納が地震などの揺れで開いてしまうのを防ぐものです。
上のガラスの扉にもお付けしました。
この家具自体も壁に固定していますが、こういったものがついていると二重で安心です。
こちらのお客様は新築に伴ってのご注文で、他にもいくつか納めさせて頂きました。
それぞれの場所で少しづつ雰囲気も変わるのでまたご紹介します。
9月に入ってもまだまだ暑いですが、日差しに秋感も感じてしまいます。
我が家の子どもたちは何もなかった夏が終わることがショックらしく秋っぽいワードはNGの今日この頃・・・
「もう吉祥寺にハロウィンの飾りが・・」あたりで「言わないで!!」とストップがかかります・・・
確かに暑いけどいつもの夏感が少なかった今年は秋が来るのが寂しい気もしますが、秋も良いですよね!
美味しいものがたくさんある秋。
家時間が増えた今は、キッチンで旬のご飯を作る機会も増えるのでは?
今日ご紹介するキッチン収納は、木と白い塗料が塗られたポリ材のもの。
リビングに繋がるカウンターやお部屋全体も白めなので全部木目のものにせず白い材料も使って統一感を。
木目の存在感も素敵ですが、キッチンに馴染む白にした事でひそやかに存在感を消した収納になりました。
キッチン全体の収納なので大きいのですが、色味のおかげで圧迫感はなく、でも収納量は抜群です。
下の収納は、かなり大きく開けるように引き戸収納。
ホットプレートなどの大きな調理器具も余裕でしまえます。
引き出しも大きく3つ。
引き出し収納はレールを使うので重いものを入れてもスムーズに引き出せて、意外と重いものが多いキッチンでは重宝します。
奥のオープン部分はレンジスペース。
下台がスライドして引き出せるようになっています。
ガスレンジ横、作業スペースの上の棚も便利なだけではなくて、白と木の組み合わせの中のアクセントになって
カウンター側から見ると目線が自然に繋がる感じです。
あると無いとではイメージが随分違う。
使いやすい、そして気分も上がるキッチンて大事。
長くいることが多いキッチンスペースなので是非大好きな場所にしてもらいたいと思って作っています。
秋への移行を拒み気味な我が家の子どもたちですが、食欲の秋への備えは万全のようなので、
テンションを上げるにはやはり美味しいものを作るのを頑張る・・か・・・!
今年の梅雨は嫌ですね・・・
大変な被害を受けられた皆様、本当にコロナでも大変な中豪雨まで・・・心よりお見舞い申し上げます。
今日も降ったり止んだり。
いつもより雨が多い梅雨。
気持ちも曇りがちになりますが、どよんとして免疫力が落ちるのも悔しい。
前向きに頑張るだけが良い訳ではありませんが、コロナに弱気を見せたくない負けず嫌いの私です。
さて今回ご紹介するのは、キッチンの収納ですが・・・
洗濯機周りの収納でもあります。
海外によくあるタイプの、キッチンに洗濯機もある「家事動線集中型」です。
浴室付近に洗濯機を置くことが多いですが、マンションなどのワンフロアの場合キッチンに洗濯機なども集中させることも増えてきました。
確かに、キッチンにいる時に洗濯から乾燥まで済ませてしまえば動線はスムーズ。
家事の時間短縮に一役買ってくれそうです。
そこで、今回の収納。
冷蔵庫と洗濯機があるのはキッチンなので、キッチンの諸々も収納できて洗濯機周りのものも収納出来る。
色味も白の冷蔵庫と同じ白の洗濯機をうまく繋げられるように、塗り潰しの白の収納です。
少しだけ艶があるタイプで塗装して、雰囲気の統一感を出しました。
開いているオープンスペースはレンジなどの収納ですが、
扉収納が多いのでキッチン物と洗濯周り物の収納が同収納にされていてもごちゃごちゃ感は出ません。
横から見ると、冷蔵庫が綺麗に収まるようなサイズで、埋め込んであるように見えるので
少し奥行きに差がある洗濯機も組み込まれていて凸凹感を感じません。
色が白なのも圧迫感を感じさせない要因でしょうか。
こちらのお客様はリノベーションに伴なってのご注文でした。
他に納めさせて頂いた家具も白をうまく使われて統一感を出されていました。
2枚目の写真にチラッと写っているこちら・・・
次回ご紹介させて頂きます。
12月もだいぶ過ぎましたが、暖かな陽気です。
寒さが苦手なので暖冬と聞くとホッとしてしまいますが、本来の季節とは違う気候というのはどこか怖さを感じるようになりました。
「今までと違う」ということが、「良くない変化」と捉えてしまうことが増えたのは、
やはり災害が多かった今年、環境の変化を切実に感じたからかも知れません。
「変わった方がいいこと」と「変わらない方がいいこと」はぴったり背中合わせのような気がします。
年末も近づいてきて、なんとなく今年を振り返ることも増えてきました・・・
さて、ブログの更新をまめに・・というのは「変えなくてはいけない自分」ではありますが・・・
前回ご紹介の「大型壁面収納」の色々収まった状態のご紹介が、まだ写真がなく・・・
写真が撮れ次第のご紹介にさせて頂くことにして、今回は違う家具を。
ウォールナットの収納は、シンプルな形ですが綺麗な木目とガラスの扉で存在感も。
控えめな主張、とでも言いましょうか。
扉も取っ手がついているタイプではないので、よりスッキリ見えます。
シンプルながら、脚を外側につけて本体より伸ばして短めの脚をつけているのが存在感に一役買っています。
作業場で撮った写真ですが、静かに佇む感じが周りの機械にも負けない重厚感でした。
秋です。
秋は、「スポーツの秋」を代表とするアウトドアにも、
「読書の秋」を明言するインドアにも、どっちにも向いてる季節です。
確かに外に出てもカラッとして爽やかで活動しやすいし、
家の中で何かにじっくりと向き合うにも夜が長くて集中できそうだし、
やりたい事がどんどん出てくる季節。
ですが!本格的に家にこもるインドアな時期にむけて家具をお考えでしたら、今動いておいて下さいね。
オーダー家具はどうしてもご注文頂いてから納品まではお時間がかかります。
今ご注文頂いても納品は約3ヶ月後・・・
年をまたいでしまう可能性が大です!
でも、家にいる事が多くなる季節に思った通りの家具に囲まれて過ごすのは本当に安らぐものです。
新しい家具をお考えの方は、たくさんの家具屋さんを見て回ってみるにも今はいい気候ですよ。
さて今回ご紹介するのは「キッチン収納」家具です。
物が多く、たくさん収納スペースが欲しいキッチンですがただの「収納」ではキッチンだけに味気ない。
長くいる事も多い場所なので、やはり気に入って、なんなら作業をするのもウキウキするような場所だと嬉しいですよね。
ウォールナットでお作りしたこのキッチン収納。
「引き出し収納」「引き戸収納」「オープン収納」
と、様々な形態の収納がある事がキッチンの様々な使い勝手のニーズに応えられるようになっています。
細々したものをしまう引き出し部分や、さっと取り出せるオープン部分。
柄のガラス引戸にした事でうっすらとどこに何があるかは判りつつ、埃よけと見た目の可愛さも叶える事ができました。
実際に納めさせて頂いたキッチンの様子がこちらです。
ちょっと見えづらいですが、収納の上にはワイングラスホルダーなどアイアンの小物もあり、
ウォールナットとの相性もいい感じです。
やはり、現場に納めさせて頂くとどの家具も「落ち着くべきところに落ち着いた」という感が出ます。
前からあった感とでも言いましょうか・・・
この家具も本当にしっくりとこちらのキッチンに納まっておりました。
あ。ワイングラスから思い出しましたが秋の夜長はお酒を飲むのにもいい季節。
やっぱりなかなかいい季節ですね。
ちょっと間が開いてしまいました。
入梅したそうですが、その晴れ間に気持ちよくブログを更新致します。
本日は大きめのキッチン収納。
壁いっぱいの収納はなかなかの迫力です。
ウォールナットの濃いめの色合いに真鍮の取手やつまみが少しクラシカルな感じです。
お客様は真鍮のだんだん色がくすんでいく状態も楽しみにされていました。
下台はすべて引出しで同じ半円の真鍮取手です。
今は差し込む光をきれいに反射していますが、経年でくすんできても鈍く光って雰囲気が出ると思います。
物がたくさんあるキッチン回りもこれだけの引出しがあれば収納力も完璧です。
引出しサイズも色々にしたので、意外と大きいキッチン関係の物達も納めることができます。
食器等をしまう扉収納はガラス扉で、こちらも柄のガラスにしたことで雰囲気が出ました。
取手やガラスなどはお客様がお選びになりましたが、デザインなどの提案は色々とお任せ下さいました。
実はこちらのお客様もものづくりに関わるお仕事をされています。
そんな方からお任せされるというのはプレッシャーもありましたが、楽しくもありました。
自分とは違う形でなにかを作る仕事をされている方を見ると、その度にいろいろ刺激を受けます。
そして、「ナゼ家具の仕事を初めたんだっけ・・?」と思い出すこともしばしば・・
今回もお客様の仕事の様子を少しだけ見せて頂くことがありましたが、ものを作っていくって難しいけど面白いものだなと改めて思いました。
やっぱり良いもの、面白いものを作っていきたいです。
水屋ってご存知ですか?
正確には「水屋箪笥」と言うようで、水を扱うところの台所で使われている箪笥ということなんですが。
(そういえば台所っていうのも最近言いませんね?キッチンが主流・・)
箪笥というか、主に食器等を入れる収納棚です。
でも、いわゆる食器棚とはちょっと雰囲気が違って、なんとなく昔の商家にあるような?
漫画のほうのサザエさん家にあるような?
そんなイメージで作った「MIZUYA」です。
写真を見て頂くと雰囲気伝わるでしょうか?
なんとなく懐かしいと感じて頂けた方、私と同年代以上とみました。
特徴は大きめのガラス扉の引き戸と、下の隠す収納引き戸。
間に引出しがあるのもまさに!でしょうか。
思えば昔の収納は引き戸がほとんどだったような・・・?
日本の住宅事情もあるでしょうが、扉を開ける時に場所をとらない引き戸はせまい台所に置くのに理にかなっていますね。
そしてそれこそが「和」の雰囲気を出している一因。
ふすま、などに通じる引き戸は何となく落ち着いたたたずまいを感じます。
ただ、あまりにも古風なイメージにしてしまうと現代の家に合わせるとちょっと合わなくなるので
バランスや、取手で今の「キッチン」にも合わせやすいものにしてあります。
取手は真鍮でシンプルながらもクールな感じ。
くすんだ真鍮の色合いがウォールナットに馴染みます。
水屋は台所に置かれる収納・・ということでしたが台所に隠れちゃうのがもったいないかも。
リビングに置いて頂いても大きなガラスからお気に入りの食器を見れるし、
サザエさん家のように本日のおやつを入れておくのもいいと思います!
「MIZUYA」使えると思います。
#水屋 #食器棚 #ウォールナット
今年は本当に春が早いですね。
少しづつ花びらが散って新緑が出ている木もあるようです。
桜が散ると春も終わりな感じがして寂しいのですが、花粉症を患っている身としてはこれからこそ春を満喫したいです・・
今日は桜ならぬチェリー材の家具をご紹介いたします。
カウンター下の収納と、キッチン収納です。
同じチェリー材でお作りしました。
やはり同材で作ると統一感も出て素敵です。
キッチン収納の方は、コンセントも使えるようになっているので家電や食器の収納に。
細かいものが多いキッチンは引出しの収納も大事です。
正面から見ても同じ材料なので綺麗に見えますよね。
ウチでは定番とも言える、カウンター下の収納。
最初の写真を見て頂けるとわかるように、カウンター下なので奥行きがそんなにないのですが
こうして幅に合わせた家具にしてしまえば、結構な収納量があります。
L字型にした左も収納を付けたので、合わせたらなかなかの収納スペースです。
扉は引き戸で、よく見ると金具がついているのが見えますか?
これ、鍵なんです。
まだ小さいお子さんがいらっしゃるのでイタズラ防止に。
一生懸命イタズラしようとする姿を想像するとカワイイし、鍵に阻まれている姿もカワイイ。
そんな光景にしっくりくるようなカワイイ鍵を取り付けました。
どこか懐かしい、昔みたことあるような鍵です。
こういう鍵って、結局は誰にでも開けることはできるわけで。
貴重品を終う、とかではなく「ちょっと大事なもの」入ってますというか?
でもその一手間をかけて終っておくのってなんかいいですよね。
昔の家具にはよくあったけど今はほとんどないっていうのがなんとなく寂しい・・
実用でもありデザインのひとつでもあっただろう鍵は、現代でも家具のワンポイントになってくれました。
嵐が抜けて、風は残っていますが久しぶりの青空です。
気温も上がっているのか、コートの人は少ないようです。
こうなるとまた着るものに迷いますね・・・
まあ、秋は洋服を悩むのも楽しみの1つでしょうか?
さてさて悩むのが楽しいのは、オーダー家具も一緒。
「オーダー家具の頼み方が分からない」とおっしゃるお客様も多いのですが、
「なんでもアリ」がオーダー家具のいいところです。
だからこそ、悩んでしまうのですがそれもまた楽しみ。
「ここのスペースぴったりの物」からスタートしてもいいですし、
「こんなイメージの家具を探しています」のスタートでもアリ。
「これを収納したいです」と先に納めるものから始めるのも大丈夫です。
今回のオーダー家具は。納めるもの主導のスタートでした。
納める予定のものはゴミ箱やパソコン、プリンターなどなど。
それらの大きさや、使い勝手を考えつつ、お好みのデザインを考えます。
そういったしばりの中からお客様に喜んでもらえるデザインを考えるのは難しくも楽しい時間です。
そして、しばりがあるからこそ考えつく家具も。
二台の収納。それぞれに役割があります。
左下の収納部分はゴミ箱を収納予定。
そのため扉を開けたら横にしまえるようになっています。
右の収納は、パソコンとプリンターが入ります。
一番上と三番目の引き出しは、開くとトレーが出せるようになっています。
三番目はプリンターのため。
一番上は、この収納の上にはコーヒーメーカーなどをおく予定なのでコーヒーカップのちょい置き用です。
トレーを引き出せるように今回は取手は木でフラットな形にしましたが、
ウォールナットと納めるお部屋の雰囲気にあわせて柔らかく見えるように曲線を入れました。
「納めたいもの」から始まっても「好みのイメージ」から始まっても「サイズぴったり」から始まっても
悩むのは皆さん一緒で、だからこそ唯一の家具が出来ていきます。
そして悩んだからこそ!の喜びもそれぞれ。
皆さんも、オーダー家具で「悩む楽しみ」してみませんか?
あったかくなってくると警戒する花粉・・・
今朝起きた時の鼻詰まりに春の兆しを感じました・・・
さて、先日のキッチンとお揃いで入れた「MIZUYA」
だいぶ前にもチラッとご紹介したのですが、お店に置いてみるとその存在感はなかなかです。
昔からある水屋収納のイメージで作りましたが、今の生活にも馴染む仕様。
ガラスの扉の収納は、見せながらの収納もリアルな収納もたっぷりの大きさが叶えてくれます。
こちらは、ガラスを磨りガラスにしたり柄ガラスにする事もできますのでそれだけでだいぶ印象が変わりそうです。
引き出し収納も、4つ。
深すぎず、浅すぎずの引き出しはカトラリーの収納向き。
下の、するすると開く引き戸が気持ちいい大きめの収納は保存食品などをしまうのにも十分な大きさ。
それぞれの取っ手は真鍮で、ピカピカも可愛いけど使い込むといい雰囲気になりそうです。
実際に見てもらうと、その佇まいの綺麗さが昭和の時代の凛とした雰囲気を思わせます。
吉祥寺のショールームは時間を短縮して営業しております。
是非実物をご覧頂きたい「MIZUYA」です。