ORDER CABINET,CUP BOARD

早いものでもう12月も後半になろうとしています。
毎年のことながら、年末の時間の進みの速さよ・・・・
今年もたくさんの家具を納めさせて頂きました。
今年は、例年以上にリピーターさんが多かった気がしています。
吉祥寺にお店を始めてからで言っても12年ほど経っていますので、その中でお付き合い頂いたお客様から「そろそろこんな家具も・・」
とお問合せ頂くことも多く、長くやってきたんだな〜と改めて思います。
以前も書きましたが、リピートして下さるということは納めた家具に満足頂いた、ということでもありますので嬉しい限りです。
今回のお客様もそんなリピーターさんのお一人です。
ご自宅の建て替えに伴っていくつか家具をご注文下さいました。
本日はその中のキッチン部分の家具類をご紹介致します。
チェリーのキッチンカウンター、吊戸収納、背面収納です。
カウンター収納は大きな木目が綺麗に横に流れて存在感がある大きさ。
高さもかなりあるので、広いリビングですが迫力があります。
この高さにしているのは、正面からは全く中を見せないため。
施主様はアーティストでいらっしゃるので、ご自身のしたいイメージもはっきりお持ちでした。
そのご希望を材料と仕様で具現化するお手伝い、というような制作でした。
空間が抜けていて、余計なものがないご自宅ですので、なるべくごちゃごちゃさせずに、
でも、収納力は十分にあるキッチン収納になったと思います。
直線的でシンプルな形ですが、ステンレスの天板とチェリー材の組み合わせで個性的な雰囲気も。
カウンター側と、IHのある作業スペース側には手元を照らすライトもつけて、作業もしやすそうです。
吊戸は開き扉ですが、下台は引き出しの収納が多く、重いものなどをしまっても取り出しやすいと思います。
引き出しの収納に食器をしまうお客様が増えていますが、奥のものまで取り出しやすく、何があるのか見やすいのも利点ですね。
こちらのお客様のところは、ご自宅の建築と並行して納めた家具と、
完成後にも少しづつ納めていった家具などたくさんありますのでまたご紹介させて頂きます。
先日の地震からの停電で、ルーターが壊れた?のかネットがしばらく使えませんでした・・・
どうやって直すのかネットで調べたくても調べられないというもどかしさ。
字の小ささに苦しみながらスマホで調べて、再起動などしてみてもうまくいかず結局ルーターを交換しました・・・
確かにお店を始めた時から?のルーターなので10年モノ。
停電きっかけで、頑張ってきたけど寿命がきたということなのでしょう。
それにしても、現代はネットが繋がらないとほとんどの作業、仕事がストップしてしまうものですね。
メールももちろん出来ないし、書類を作ってもプリンターも繋がらないのでプリントできず。
目に見えないWifiとやらに支配された生活を送っていることを実感しました。
今回ご紹介するのは、ウォールナットとガラスで出来たショーケース。
シンプルな形ですが、随所にこだわりが詰まっています。
上部もガラスで、光が上からも入るのでとてもスタイリッシュ。
枠もトメ加工で額縁のような綺麗さです。
また、少し盛り上がるようにした枠は丸みがあるので、スタイリッシュな中にも優しい雰囲気が出ています。
納めさせて頂いた写真はこちら。
上に飾られているアートとの親和性も抜群。
真っ白な壁と、落ち着いた色味の床材とも合ってとても綺麗でした。
自然物である木を材料として、人が作っている家具作りの作業は依然としてアナログな世界なので忘れがちですが
やはり現代に生きている以上、どこかしらでデジタルなものと付き合っていかなくてはいけません。
ですが、やっぱり目に見えるものや触れるものには人一倍拘っていきたい。
家具や、それを取り巻く環境は少しづつ変わってきていますが実際に見て頂いたり触って頂いて「良いもの」を感じてもらいたいと思っています。
吉祥寺のお店は小さくて、たくさん家具が置いてあるようなショールームではありませんが
少しでもたくさんのお客様に実際に見て、触って頂いて木の良さを知ってもらいたいと思っています。
突然の雪の日もありましたが、季節は少しづつ春になってきました。
暖かい日の吉祥寺散歩の際には、どうぞお気軽にお立ち寄り下さいね。
春といえば・・・のヤツが盛んに撒き散らされていそうな風の強い土曜日です。
でも、陽気はいいので吉祥寺はお散歩の人も増えてきた感じ。
花の季節は鼻が辛い・・・という近年ですが、鼻詰まりには耳を揉むといいという曖昧な情報を得てやってみたところ意外と効果がある気がします。
気持ちの問題かも知れませんが、気持ちで楽になるならやらずにいる手はございません。
とにかく、例のあの舞うヤツには毎年苦労しています・・・
さて今回ご紹介の家具はリビング収納家具。
チェリー材のリビング収納は、ピンクっぽい色味の木材と真鍮の金物が良く合って素敵です。
上のガラスはあえてクリアで中身が見える仕様。
ガラスの部分があると奥行きがわかるので、立体感を感じますよね。
逆にガラスをなくして木だけにすると、面が強調されるので平面的になり一体感が出る感じがします。
どちらも良く作るのですが、それぞれに良い面があるので置く場所なども含めてご相談して下さいね。
こちらのお客様はリビングに置かれるので、圧迫感の少ないガラスにして軽やかな雰囲気が出ました。
中に入れる食器などが見えるのも、そのおうちの雰囲気を反映させることができていいと思います!
引き出しも大小あって、色々なサイズのものがあるリビングには便利。
オープンな収納と、見えない収納の両方があるので、仕分けして見せながらと隠すのとで収納の棲み分けも。
真ん中の引き戸収納は掘り込み手掛け。
木の扉には溝がついておりなんとなく「和」な感じもします。
オリジナルの「MIZUYA」も和っぽい雰囲気があるので、そんなイメージです。
今は生活様式が洋風のテーブルと椅子・・ということが多いのでどちらにも合うデザインになっています。
こちらは去年の秋に納品させて頂いたものですが少しづつ真鍮の色などは変化している頃かも知れません。
そんな雰囲気も楽しんで頂きつつ、材料と同じ桜の季節を過ごして頂けると嬉しいです。
あったかくなってくると警戒する花粉・・・
今朝起きた時の鼻詰まりに春の兆しを感じました・・・
さて、先日のキッチンとお揃いで入れた「MIZUYA」
だいぶ前にもチラッとご紹介したのですが、お店に置いてみるとその存在感はなかなかです。
昔からある水屋収納のイメージで作りましたが、今の生活にも馴染む仕様。
ガラスの扉の収納は、見せながらの収納もリアルな収納もたっぷりの大きさが叶えてくれます。
こちらは、ガラスを磨りガラスにしたり柄ガラスにする事もできますのでそれだけでだいぶ印象が変わりそうです。
引き出し収納も、4つ。
深すぎず、浅すぎずの引き出しはカトラリーの収納向き。
下の、するすると開く引き戸が気持ちいい大きめの収納は保存食品などをしまうのにも十分な大きさ。
それぞれの取っ手は真鍮で、ピカピカも可愛いけど使い込むといい雰囲気になりそうです。
実際に見てもらうと、その佇まいの綺麗さが昭和の時代の凛とした雰囲気を思わせます。
吉祥寺のショールームは時間を短縮して営業しております。
是非実物をご覧頂きたい「MIZUYA」です。
お店の前の公園のじゃぶじゃぶ池が終わりました。
子どもたちの声が聞こえなくなったせいか、秋っぽくなった空気のせいか吉祥寺が大人っぽい雰囲気です。
さて本日は、「大人家具」を。
「大人家具」というのは少し大袈裟ですが、落ち着いた雰囲気のこの家具はリビングの飾り棚。
まず綺麗なナラの木目とクリアなガラスのショーケースが大人っぽい。
中の棚板もガラスなのが雰囲気を出してます。
そして不思議な上部の格子部分は壁などにはめ込むタイプのエアコンが収まっています。
エアコンは必要なものですが、どうしても「家電」としての存在感は否めない。
そこで壁に埋め込むタイプのエアコンをあえて家具に入れ込んで「家電」イメージを「家具」イメージに・・・といった感じです。
すっきりした見た目と、綺麗に繋がる目を生かして3枚の扉で繋げましたがリビングなので少し引き出し収納もあると便利。
左の扉を開けると、中に引き出しがある仕様にしました。
細々したものの収納には、やはり引き出しは便利です。
端についている白い金物は耐震ラッチ。
扉収納が地震などの揺れで開いてしまうのを防ぐものです。
上のガラスの扉にもお付けしました。
この家具自体も壁に固定していますが、こういったものがついていると二重で安心です。
こちらのお客様は新築に伴ってのご注文で、他にもいくつか納めさせて頂きました。
それぞれの場所で少しづつ雰囲気も変わるのでまたご紹介します。
9月に入ってもまだまだ暑いですが、日差しに秋感も感じてしまいます。
我が家の子どもたちは何もなかった夏が終わることがショックらしく秋っぽいワードはNGの今日この頃・・・
「もう吉祥寺にハロウィンの飾りが・・」あたりで「言わないで!!」とストップがかかります・・・
確かに暑いけどいつもの夏感が少なかった今年は秋が来るのが寂しい気もしますが、秋も良いですよね!
美味しいものがたくさんある秋。
家時間が増えた今は、キッチンで旬のご飯を作る機会も増えるのでは?
今日ご紹介するキッチン収納は、木と白い塗料が塗られたポリ材のもの。
リビングに繋がるカウンターやお部屋全体も白めなので全部木目のものにせず白い材料も使って統一感を。
木目の存在感も素敵ですが、キッチンに馴染む白にした事でひそやかに存在感を消した収納になりました。
キッチン全体の収納なので大きいのですが、色味のおかげで圧迫感はなく、でも収納量は抜群です。
下の収納は、かなり大きく開けるように引き戸収納。
ホットプレートなどの大きな調理器具も余裕でしまえます。
引き出しも大きく3つ。
引き出し収納はレールを使うので重いものを入れてもスムーズに引き出せて、意外と重いものが多いキッチンでは重宝します。
奥のオープン部分はレンジスペース。
下台がスライドして引き出せるようになっています。
ガスレンジ横、作業スペースの上の棚も便利なだけではなくて、白と木の組み合わせの中のアクセントになって
カウンター側から見ると目線が自然に繋がる感じです。
あると無いとではイメージが随分違う。
使いやすい、そして気分も上がるキッチンて大事。
長くいることが多いキッチンスペースなので是非大好きな場所にしてもらいたいと思って作っています。
秋への移行を拒み気味な我が家の子どもたちですが、食欲の秋への備えは万全のようなので、
テンションを上げるにはやはり美味しいものを作るのを頑張る・・か・・・!
今年の梅雨は嫌ですね・・・
大変な被害を受けられた皆様、本当にコロナでも大変な中豪雨まで・・・心よりお見舞い申し上げます。
今日も降ったり止んだり。
いつもより雨が多い梅雨。
気持ちも曇りがちになりますが、どよんとして免疫力が落ちるのも悔しい。
前向きに頑張るだけが良い訳ではありませんが、コロナに弱気を見せたくない負けず嫌いの私です。
さて今回ご紹介するのは、キッチンの収納ですが・・・
洗濯機周りの収納でもあります。
海外によくあるタイプの、キッチンに洗濯機もある「家事動線集中型」です。
浴室付近に洗濯機を置くことが多いですが、マンションなどのワンフロアの場合キッチンに洗濯機なども集中させることも増えてきました。
確かに、キッチンにいる時に洗濯から乾燥まで済ませてしまえば動線はスムーズ。
家事の時間短縮に一役買ってくれそうです。
そこで、今回の収納。
冷蔵庫と洗濯機があるのはキッチンなので、キッチンの諸々も収納できて洗濯機周りのものも収納出来る。
色味も白の冷蔵庫と同じ白の洗濯機をうまく繋げられるように、塗り潰しの白の収納です。
少しだけ艶があるタイプで塗装して、雰囲気の統一感を出しました。
開いているオープンスペースはレンジなどの収納ですが、
扉収納が多いのでキッチン物と洗濯周り物の収納が同収納にされていてもごちゃごちゃ感は出ません。
横から見ると、冷蔵庫が綺麗に収まるようなサイズで、埋め込んであるように見えるので
少し奥行きに差がある洗濯機も組み込まれていて凸凹感を感じません。
色が白なのも圧迫感を感じさせない要因でしょうか。
こちらのお客様はリノベーションに伴なってのご注文でした。
他に納めさせて頂いた家具も白をうまく使われて統一感を出されていました。
2枚目の写真にチラッと写っているこちら・・・
次回ご紹介させて頂きます。
12月もだいぶ過ぎましたが、暖かな陽気です。
寒さが苦手なので暖冬と聞くとホッとしてしまいますが、本来の季節とは違う気候というのはどこか怖さを感じるようになりました。
「今までと違う」ということが、「良くない変化」と捉えてしまうことが増えたのは、
やはり災害が多かった今年、環境の変化を切実に感じたからかも知れません。
「変わった方がいいこと」と「変わらない方がいいこと」はぴったり背中合わせのような気がします。
年末も近づいてきて、なんとなく今年を振り返ることも増えてきました・・・
さて、ブログの更新をまめに・・というのは「変えなくてはいけない自分」ではありますが・・・
前回ご紹介の「大型壁面収納」の色々収まった状態のご紹介が、まだ写真がなく・・・
写真が撮れ次第のご紹介にさせて頂くことにして、今回は違う家具を。
ウォールナットの収納は、シンプルな形ですが綺麗な木目とガラスの扉で存在感も。
控えめな主張、とでも言いましょうか。
扉も取っ手がついているタイプではないので、よりスッキリ見えます。
シンプルながら、脚を外側につけて本体より伸ばして短めの脚をつけているのが存在感に一役買っています。
作業場で撮った写真ですが、静かに佇む感じが周りの機械にも負けない重厚感でした。
秋です。
秋は、「スポーツの秋」を代表とするアウトドアにも、
「読書の秋」を明言するインドアにも、どっちにも向いてる季節です。
確かに外に出てもカラッとして爽やかで活動しやすいし、
家の中で何かにじっくりと向き合うにも夜が長くて集中できそうだし、
やりたい事がどんどん出てくる季節。
ですが!本格的に家にこもるインドアな時期にむけて家具をお考えでしたら、今動いておいて下さいね。
オーダー家具はどうしてもご注文頂いてから納品まではお時間がかかります。
今ご注文頂いても納品は約3ヶ月後・・・
年をまたいでしまう可能性が大です!
でも、家にいる事が多くなる季節に思った通りの家具に囲まれて過ごすのは本当に安らぐものです。
新しい家具をお考えの方は、たくさんの家具屋さんを見て回ってみるにも今はいい気候ですよ。
さて今回ご紹介するのは「キッチン収納」家具です。
物が多く、たくさん収納スペースが欲しいキッチンですがただの「収納」ではキッチンだけに味気ない。
長くいる事も多い場所なので、やはり気に入って、なんなら作業をするのもウキウキするような場所だと嬉しいですよね。
ウォールナットでお作りしたこのキッチン収納。
「引き出し収納」「引き戸収納」「オープン収納」
と、様々な形態の収納がある事がキッチンの様々な使い勝手のニーズに応えられるようになっています。
細々したものをしまう引き出し部分や、さっと取り出せるオープン部分。
柄のガラス引戸にした事でうっすらとどこに何があるかは判りつつ、埃よけと見た目の可愛さも叶える事ができました。
実際に納めさせて頂いたキッチンの様子がこちらです。
ちょっと見えづらいですが、収納の上にはワイングラスホルダーなどアイアンの小物もあり、
ウォールナットとの相性もいい感じです。
やはり、現場に納めさせて頂くとどの家具も「落ち着くべきところに落ち着いた」という感が出ます。
前からあった感とでも言いましょうか・・・
この家具も本当にしっくりとこちらのキッチンに納まっておりました。
あ。ワイングラスから思い出しましたが秋の夜長はお酒を飲むのにもいい季節。
やっぱりなかなかいい季節ですね。
キッチン収納やテーブルなどいくつか納めさせて頂いたお客様のところに、最後のひとつ。
リビング収納を納品しました。
リビング収納なので、もちろん細かいものやあまり見せたくないものしまう「収納」という役割はありますが、
主なご希望は写真などをさりげなく飾るお仏壇のような役割も…ということでした。
まずは仰々しくならずに、リビングに溶け込む雰囲気にしたかったので形はあくまでもシンプルに。
写真などを飾るスペースは、上に開くタイプにしたので開けるとかなりの開放感。
前板部分もフラットにオープンできるので、飾った写真も良く見えます。
下は3枚の扉の棚収納。
奥行きもあるので、かなり色々しまえると思います。
3つ家具を納めさせて頂いたこちらのお客様は、本当にご家族仲が良くて毎回お打ち合わせや納品の度に「素敵だな〜」と思っていました。
ご夫婦がいつもお互いを尊重してることが感じられて、素敵な関係だなと思いつつ我が身を振り返ると…
まだまだ未熟ですな…
これからその域に達せられるとは思えないのですが、素敵なご家族にたくさん家具をお届けできたのが嬉しかったです!