order kitchen counter

昨日は卒業式だったので、吉祥寺のお店はお休みを頂いておりました。
このご時世保護者が参加できる卒業式は珍しいくらいで、モニターで見るという参加の仕方もある中ひと家庭一名は体育館での参列が叶いました。
とは言っても、時間短縮や人数制限もあるので簡略化した式で、来賓の方などはいらっしゃいませんでした。
校歌は、たまたま一年生の時(この時はまだこんなことになるとは思ってもいなかった時でした・・)に録音したもの。
卒業の歌は、どこぞかの方達の合唱を皆で聞く・・・という形でした。
良い歌で、もちろん上手な合唱ではあったのですが
そうなると、卒業までの日々を思い出して泣く・・・というポイントというかクライマックス??というものはないものですね。
でもこれはこれであっさりサッパリと式が終わり、卒業生たちもニコニコと退場している姿が「さ、次、次!」と前を向いているようにも見えました。
大変な時期に、学生の二年間が重なってしまった子供たちですが、意外にも逞しくさせてくれたのかも知れません。
そんなこんなで、「新しい生活」を迎える方も多いこの季節。
その中でも「収納」は大事なポイントではないでしょうか?
特にキッチンの収納は、どうしても量も必要だし、でも毎日使うので使い勝手も大事だし。
でもスッキリしたいし、かっこよくもしたい。
そんな希望を叶えられるのが、オーダー家具の最大の利点です。
キッチンの背面の収納としてご注文頂いたこの家具。
梁に合わせた奥行きで無駄のないサイズ感と、オープンの収納部分はゴミ箱などを置けるように底板をなくしました。
オーク材の扉収納は、横目が繋がっていて綺麗なのはもちろん床材とも雰囲気があっているので一体感があります。
ウォールナット材も重厚感があって素敵ですが、個人的にはナラ材の色味はキッチンにはすごくしっくりくる気がします。
木材が多いキッチンは、緑色の野菜なども映える感じ。
「元気が出るキッチン」と言ったところでしょうか。
新しい生活が始まる方も、変わらず同じ生活を送られる方も、スッキリしたキッチンで美味しいお食事を!
3月になりましたが、まだまだ寒い日も多く寒暖差も激しいですね。
コートの日々にも飽きたので、早く上着を脱いで出かけたい・・・
その前にマスクを外せる日は来るのか・・・
花粉もコロナも憎くてしょうがない春です。
さて、前回はキッチンの収納側をご紹介しましたが本日はコンロやシンク側。
水回りと調理側です。
こちらも収納と同様のウォールナット材が主で、作業をする天板は人工大理石の白い天板。
白のタイルに合わせた色で清潔感と、明るさが際立ちます。
ショールームにあるキッチンもウォールナットですが、そっちは天板も無垢。
同じウォールナットメインのキッチンですが、天板を変えるだけでガラッと印象が変わります。
これは、本当にお好みで。
どちらにも良さがあるので、迷ってしまいますが天板を大理石にすると色味が多いので好きな色を選べるのとお手入れも比較的しやすい。
天板が無垢だとより家具っぽい感じですが、傷がついたりお手入れはちょっと大変・・といった感じ。
ステンレスにするのもアリで、ちょっと無機質感が出て本格的なキッチン感が出たり、同じようなステンの家電に合わせてもかっこいい。
NATURE FURNISHのキッチンはそういった天板も選んで頂けるので、
どんなイメージにしたいか、ということをご相談しながら作り上げていくことが出来ます。
こちらの柔らかい雰囲気のキッチンに合わせて、無機質に見える換気扇の部分も同材で隠して統一感を。
向かい側の収納と同様、取っ手も真鍮に揃えました。
「使いやすく」「過ごしやすく」「好き」
毎日のキッチン作業が、より楽しいものに感じてもらえると嬉しいです。
風が強く寒い2月最後の土曜日。
早く、明るく暖かい春が来てほしいと切実に思います。
吉祥寺のショールームにキッチンがお目見えして、ひと月ほど。
ご来店くださる方たちからも「かっこいいですね〜」と言われることも多く嬉しい限りです。
ただ、キッチンは置き家具などと違って工事も必要ですしハードルが高い・・・というようなイメージもあるかと思います。
NATURE FURNISHでは、キッチンは作りますが水道工事などは請け負っていませんので
そちらは専門の業者の方にお願いしております。
リフォームや新築の際にこちらのキッチンをご注文頂くようであれば、
そのお客様がお願いされているリフォーム会社様や、設計事務所様や工務店様ともお打ち合わせをさせて頂き進めて行く形になります。
もし、全くそういった会社様と繋がりがなくこちらのキッチンを!という方には
当社とお取引のある会社様をいくつかご紹介させて頂くこともできますのでお気軽にお問い合わせ下さい!
さて、今回はそんなキッチンについてのご紹介です。
こちらは、新築に伴いキッチンを探されていたお客様が直接ご来店下さったところから始まったパターンです。
その時はまだキッチンはショールームにありませんでしたが、
既製品のキッチンではなくオーダーでその家の雰囲気と暮らし方に合うものを・・・と探されていました。
何度かお打ち合わせをして、イメージスケッチ等を作り、
その後、建築設計事務所様をご紹介頂いてキッチン作りを進めていきました。
生活する上でキッチンはとても大事な場所。
生きる上の根幹である「食」を司る場所でもあり、毎日その食事を作る「作業」の場所でもあり、
美味しいものを味わったりする「癒しと楽しみ」の場所でもあります。
そんな大事な場所だから、こだわりたいとの思いでオーダーして下さいました。
ウォールナットの木目が綺麗なキッチン収納です。
引き出しの取っ手は真鍮。
引き戸のガラスは、柄のガラスで雰囲気があります。
キッチン内側の収納なので、キッチン側からしか見えませんが
気に入った家具のあるキッチンは、そこにいる時間をより楽しいものにしてくれそうです。
次回は反対側に少し写るキッチン本体をご紹介致します。
もう松の内も過ぎましたが、改めまして新年おけましておめでとうございます。
例年とは違う雰囲気で開けた2021年ですが、皆様はどんなお正月を過ごされたでしょうか?
吉祥寺のショールームは7日に家具を入れ替えて、8日から本格始動。
・・・・しましたが、今東京は緊急事態宣言真っ只中・・・・
ショールームは11:30〜17:00の時短営業と、ご希望のお客様はご予約をお取りしての打ち合わせを行っていく予定です。
ご不便をおかけする事も多々ありますが、ご理解下さいませ・・・
ちょっと出鼻を挫かれた感はありますが、ショールームは新年に合わせて新しくキッチンなどの家具などを入れてみました。
キッチンは家具?という疑問もありそうですが、「設備」というよりも「家具」に近いリビングにおいても馴染むアイランドキッチンが出来たと自負しております。
こんな感じですが、どうでしょう?
ちょっと暗くて見えにくいですが、シンク下の引き出しなどに使いやすさとデザイン性も考えて作ったこだわりのキッチン。
ウォールナット材と黒の水洗は、料理男子にもグッと来てもらえるクールな趣きです。
また詳しくは後日別の写真と共にご紹介しますね。
さて、今年はまた日常が戻ることを信じてできること、やれることをコツコツと。
10年の節目の年、また宜しくお願い致します。
9月に入ってもまだまだ暑いですが、日差しに秋感も感じてしまいます。
我が家の子どもたちは何もなかった夏が終わることがショックらしく秋っぽいワードはNGの今日この頃・・・
「もう吉祥寺にハロウィンの飾りが・・」あたりで「言わないで!!」とストップがかかります・・・
確かに暑いけどいつもの夏感が少なかった今年は秋が来るのが寂しい気もしますが、秋も良いですよね!
美味しいものがたくさんある秋。
家時間が増えた今は、キッチンで旬のご飯を作る機会も増えるのでは?
今日ご紹介するキッチン収納は、木と白い塗料が塗られたポリ材のもの。
リビングに繋がるカウンターやお部屋全体も白めなので全部木目のものにせず白い材料も使って統一感を。
木目の存在感も素敵ですが、キッチンに馴染む白にした事でひそやかに存在感を消した収納になりました。
キッチン全体の収納なので大きいのですが、色味のおかげで圧迫感はなく、でも収納量は抜群です。
下の収納は、かなり大きく開けるように引き戸収納。
ホットプレートなどの大きな調理器具も余裕でしまえます。
引き出しも大きく3つ。
引き出し収納はレールを使うので重いものを入れてもスムーズに引き出せて、意外と重いものが多いキッチンでは重宝します。
奥のオープン部分はレンジスペース。
下台がスライドして引き出せるようになっています。
ガスレンジ横、作業スペースの上の棚も便利なだけではなくて、白と木の組み合わせの中のアクセントになって
カウンター側から見ると目線が自然に繋がる感じです。
あると無いとではイメージが随分違う。
使いやすい、そして気分も上がるキッチンて大事。
長くいることが多いキッチンスペースなので是非大好きな場所にしてもらいたいと思って作っています。
秋への移行を拒み気味な我が家の子どもたちですが、食欲の秋への備えは万全のようなので、
テンションを上げるにはやはり美味しいものを作るのを頑張る・・か・・・!
さて、本日は前回ご紹介のキッチン収納にチラッと写り込んでいた家具のご紹介を。
こちらの円形カウンターテーブルです。
キッチンとリビングを繋ぐカウンターですが、特徴的な半円形になっています。
キッチンやダイニングに敢えてテーブルを置かずに、こちらのカウンターを作りつけました。
長方形のカウンターを食卓として使われる方も割といらっしゃいますが、
長方形カウンターだとどうしても横並びになってしまいます。
昨今の生活様式としてはそれもアリ、ですが「テーブルを囲む」というイメージに近い円形のカウンターです。
テーブルは置かない、でも顔を合わせながらの食事をしたいという選択肢もカバーできる形。
天板下にはオープンの棚と、右側は引き出しの収納になっています。
見せる収納と隠す収納もこっそりしのばせた、カウンターテーブルでした。
余談ですが、この7月で吉祥寺NATURE FURNISHも10年めに入りました。
2011年の7月にオープンし、10年目の2020年。
想像もしていなかったことも起こっている10年目ですが、
変えたくない家具屋としてのこだわりは変えず、
変えていけること、変わった方が良いことは変えていくという節目だと捉えてまた頑張っていきます。
どうぞ、これからも末長くお付き合い下さいませ・・・
もう12月も半ばということに愕然としております・・・
毎年毎年、12月が来る早さに驚いているのにそのことに未だに慣れない、ということにも愕然・・・
ということで滞りがちなブログも年末進行で、ポンポンと更新したいと思っています・・
今回ご紹介するのはキッチン収納。
リビング側にあるシンクとは反対側に置く、食器などを収納する家具というご依頼でした。
ご希望は、スッキリと様々な物を収納しつつ見た目と機能も兼ね備えたモノ。
確かにキッチン周辺はごちゃごちゃしがち。でもきれいにしておきたいところNo.1(ナベシマ調べ)でもありますよね。
そこでこんなキッチン収納になりました。
キッチンには細かい物が多いので、引出しは必須。
でも食器等は大きいものもあるので、開き扉部分は可動の棚が入っている大きめ収納。
深めの引出しは少し重い物も出し入れがしやすいと思います。
オープン棚は、さっと出せるので毎日使う物をしまうのに便利。
その下のオープン部分はゴミ箱が入ります。
そしてその奥にはゴミ袋を掛けられる取り外しが出来るポール。
S字フックなども掛けられるので、細かいゴミの分別にも。
・・・となかなかのスペックを持つ収納になりました!
といっても、これらは私だけの考えではなくお客様との打ち合わせの中からすくっていったモノです。
お話していくなかで、「こういうものがほしい」「こういうことに困っている」などの話からアイディアを頂いて、
形はもちろん、引出しのサイズ感や、棚の枚数が決まることもあります。
コンセプトにもある「お客様とつくり上げていく家具」というのはこういうことでもあります。
こちらのお客様は、ご主人もお料理が好きでキッチンに立たれることも多いということで奥様はもちろん
ご主人を少しイメージしたデザインにしたり・・・ということもありました。
納めさせて頂いた写真はコチラ
薄めのグレーのクロスにナラ材と真鍮取手の収納が格好よく納まりました。
お客様も本当に喜んで下さいました。
皆さんでキッチンに立って美味しいもの作ってくれるといいな。
「冷やし中華はじめました」みたいなタイトルになってしまいましたが
まだ冷やし中華にはちょっと早い気温の本日吉祥寺です。
タイトル通り、カウンターを広げてみました。
NFではよくカウンターの高さに合わせて天板をのばして収納にする家具を作るのですが
こちらはググッと伸ばしてテーブルとしてもお使い頂ける収納。
(収納というよりテーブルがメインですね)
手前にあるのはお揃いでお作りしたベンチです。
こちらでご家族皆さんでお食事をされるそうです。
ただ、キッチンに合わせるとテーブルとしては高さが高め。
普通にベンチだけだとお子さんが座りにくいので足掛けも作りました。
テーブルの下、奥は棚板をつけた収納になっています。
オープン収納には本をしまわれるとのこと。
結構な収納量があると思います!
奥にチラッと見えているのがキャスター付きのワゴンです。
テーブル回りにワゴンのようなものがあると便利ですよね。
プリンターをメインにしまって、引出しもありますので小物をしまわれる予定です。
引き出すとこんな感じ。
このワゴンを移動させれば、座るスペースを増やすことも出来ます。
奥にもオープンの隠し(?)棚があるのでこちらにも(私ならお菓子が)仕舞えます。
こちらのお客様には、小学生のお子様と生まれたばかりの赤ちゃんがいらっしゃるのですが
お菓子をしまってもすぐ気づかれちゃうんだろうな〜
納品の時は本当に生まれてすぐの時だったのですが、その赤ちゃんが隠し収納に気づくのもすぐでしょうね・・・
イヤ、お菓子を仕舞うのは完全な私の妄想なんですが・・・
ブログにはお載せできませんが、納品の際にご家族皆さんでこのベンチに座った写真も撮らせて頂きました。
足がベンチにちょうど届くくらいのお子さんとお母さんにだっこされた小さい小さい赤ちゃん。
このテーブルに座ってモリモリごはんを食べて、大きくなっていくのが楽しみです。
今年は本当に春が早いですね。
少しづつ花びらが散って新緑が出ている木もあるようです。
桜が散ると春も終わりな感じがして寂しいのですが、花粉症を患っている身としてはこれからこそ春を満喫したいです・・
今日は桜ならぬチェリー材の家具をご紹介いたします。
カウンター下の収納と、キッチン収納です。
同じチェリー材でお作りしました。
やはり同材で作ると統一感も出て素敵です。
キッチン収納の方は、コンセントも使えるようになっているので家電や食器の収納に。
細かいものが多いキッチンは引出しの収納も大事です。
正面から見ても同じ材料なので綺麗に見えますよね。
ウチでは定番とも言える、カウンター下の収納。
最初の写真を見て頂けるとわかるように、カウンター下なので奥行きがそんなにないのですが
こうして幅に合わせた家具にしてしまえば、結構な収納量があります。
L字型にした左も収納を付けたので、合わせたらなかなかの収納スペースです。
扉は引き戸で、よく見ると金具がついているのが見えますか?
これ、鍵なんです。
まだ小さいお子さんがいらっしゃるのでイタズラ防止に。
一生懸命イタズラしようとする姿を想像するとカワイイし、鍵に阻まれている姿もカワイイ。
そんな光景にしっくりくるようなカワイイ鍵を取り付けました。
どこか懐かしい、昔みたことあるような鍵です。
こういう鍵って、結局は誰にでも開けることはできるわけで。
貴重品を終う、とかではなく「ちょっと大事なもの」入ってますというか?
でもその一手間をかけて終っておくのってなんかいいですよね。
昔の家具にはよくあったけど今はほとんどないっていうのがなんとなく寂しい・・
実用でもありデザインのひとつでもあっただろう鍵は、現代でも家具のワンポイントになってくれました。
昨日のすごい雨から一転。
今日の日差しは夏のそれです。
中道通りを歩く人たちの日傘を今日はたくさん見ました。
昔からある日傘での涼は、日差しを遮って影を作って・・・というシンプルな方法ですがすごく理にかなっていますよね。
体感温度もずいぶん変わります。
今日ご紹介の家具も、昔から使われているラタンの家具。
こちらも、ラタンにしてあるのは理由があります。
キッチン収納の奥がラタンの扉収納になっています。
ラタンはその材料の特性として道管が多く、その中の気泡により空気中の水分の出し入れをするのだとか。
そのため、湿度の調節をうまくしてくれるので家具にも多く使われています。
キッチンは湿度の管理が難しい場所なので、ラタンの扉にすることで通気性を良くして中の湿度を下げる効果が。
もちろん、ラタンにしたことで完璧な湿度管理はできませんが、ラタンのナチュラルで自然な雰囲気がキッチンにぴったりです。
そしてキッチンだけでなく、こちらは玄関のシューズクローゼットの扉です。
こちらも通気性の面からラタンの扉をお付けしました。
どうしても湿気がこもりがちなシューズクローゼットは、扉をラタンにすることで風通しが普通の扉よりだいぶ良くなります。
こうして、効果の面からラタンのことを書いていましたが、やっぱりラタンはデザイン性もかわいい。
ラタン編みにもいろいろありますが、こちらは「かごめ編み」
丸い穴が開くように綺麗に編まれたラタンは、懐かしさと可愛らしさがポイント。
でも、今の暮らしにも馴染むデザインに組み込むことでとても新鮮な雰囲気になります。
家具はもちろん一年中使うものですが、ラタンのもつ涼やかさは夏っぽくてこんな暑い日にご紹介したくなりました。