order av board、sideboard
2024/03/16 ダイニングセット 【東京 吉祥寺 オーダー家具 インテリアショップ NATURE FURNISH】
前回、前々回とご紹介したお宅のもう一つ。
ダイニングセットです。
こちらもナラ材で、脚はグレー塗装のアイアン。
脚の先は同材のナラを接木してあります。
椅子二脚はよく見ると高さが違います。
ご主人様は、少し腰痛が気になるとのことでしたので微妙に高さを替えてぴったりのサイズにして、クッションも別に作りました。
ちょっと腰に当てて座ったりするのにいいですよね。
そして、テーブルにはすこし仕掛けが。
サイドにピンを取り付けて小さな棚をつけることが出来ます。
テーブルに置いておくとちょっと邪魔になる細々した物たちをさりげなく棚へ。
スマホを充電するための棚というのが目的でもありましたので、テーブル横のコンセントからスマートに目隠ししつつ充電出来るようにしました。
ピンから取り付けるものにしたことで、ピンを外せば邪魔にならずに短手側にも座って頂けます。
以前ご紹介したTVボードとは、脚の色もグレーで一緒ですし、
ソファとは座面の生地をグレーにしてリンクさせたり
全部の家具の雰囲気を少しづつ寄せることでお部屋に統一感が出て素敵でした!
2024/03/09 ナラ材 TV BOARD 【東京 吉祥寺 オーダー家具 インテリアショップ NATURE FURNISH】
この前ご紹介したソファにチラッと写っていたTVボードはこちらです。
ナラ材に、アイアンの細めの脚をつけました。
アイアンで脚をつけるのはよくやるのですが、黒や白が多いかな?
でもコチラのTVボードの脚はグレーです。
濃いめのグレーなので、黒にも見えますが黒より柔らかい雰囲気になっています。
少しの色の違いで、個性が出たりイメージが変わったり。
もうこれは好みの世界なのですが、こちらのお家にはグレーがしっくりきました。
中央の扉は引き戸になっていて、格子扉。
熱がこもらないということもありますし、中にav機器を入れてももちろんリモコンが効きます。
格子の隙間は15mmくらい。
隙間の大きさでも雰囲気が変わり、もう少し細くすると和っぽくなりますが、
このくらいの隙間で、格子が内側に来ないで外に出ているのでモダンな雰囲気になりました。
両サイドに二段づつ引き出し収納がありますので、細々したものもしまえると思います。
ソファ、TVボードと同じナラ材でダイニングセットも納めましたので次回ご紹介します!
2024/02/03 TV BOARDですが・・・ 【東京 吉祥寺 オーダー家具 インテリアショップ NATURE FURNISH】
ナラ材のTVボードです。
最近のTVボードはTVが薄いこともあって、奥行きがあまりないものが増えていますがこちらはしっかりと奥行きがあります。
高さも普通のものより高めなことにお気づきでしょうか?
理由があります。
こちらはTVボードであり、ワンちゃん用のケージでもあるのです。
格子戸の中をケージとして使用するため、地板はポリ材というツルッとした塗装をしてある材料で水拭きも出来、
お掃除しやすい素材になっています。
また、床と段差があまり出ないように台輪などはつけていません。
もちろんTVボードとしてお使いなので天板には配線の為の穴を開けて、線は後ろに逃がせるようになっています。
右の収納は上は前に開けるようにして、デッキなどを収納。
下の引き出しは深さもあるので、ペット用品なども充分収納出来ます。
こちらを納品している間、興味深そうに見ていたこのケージの住人になるワンちゃん。
我が家の犬種と同じでしたが、うちのワンと違ってお利口そう・・・
思慮深そうな眼差しで、ニューハウスをジッと見つめていました。
気に入ってくれてるかな・・・?
2023/11/02 アイアンサイドテーブル 【吉祥寺 インテリアショップ NATURE FURNISH】
あまりにも・・・あまりにも・・・間隔が開いてしまったブログ更新になりました・・・
Instagramの方も細々と、細切れに更新していて頻繁に発信しているわけでもないのですが、
ブログはインスタを言い訳に完全におろそかにしていました・・・
「ブログの方しか見れない人もいるよ」
と言われ、反省し(?)久々の更新をしてみることに。
久々の更新は、ひっそりと小さいものから。
小さいものですがNATURE FURNISHらしいものかもしれません。
ご依頼頂いたのは、「リビングに植物を飾りたいので、それを置けるような台?のようなものを」というもの。
オーダーというと大掛かりなものを想像してしまいますが、小さなものほどサイズやイメージに合わずに買えないということもしばしば。
妥協して既製品という手ももちろんありますが、リビングに置くものだしいつも見えるものなのでこだわりたいとも思いますよね。
ご依頼頂いたお客様は、家具もお好きなものがあってすでにお買い求めされていて、
そちらに色を合わせたものが欲しいという希望がありました。
また、植物を置かれるのである程度水に強いものでないといけません。
高さも、テレビ台の横に置いたりチェストの横に置いたりしても違和感のない高さ。
こうしてみると、意外に既製品では難しいのかもしれません。
アイアンの脚は、以前うちで作ったサイドテーブルのお写真を見てくださっていたのでそういうイメージで。
鉢物の植物は意外と重いので、以前作った3本脚では不安定なので4本の脚にしました。
天板部分は縁をつけて立ち上げて、サイドテーブルとして使う場合でも物が簡単に落ちないようにしてあります。
色はサンプルの色を見て頂いて、近い色に着色してウレタン塗装で水に強く仕上げました。
アイアンと無垢の組み合わせはシンプルですが主張しすぎない存在感で、お客様のリビングの家具にも馴染んでおりました。
小さいものでも、本当にそれぞれの暮らしに合わせたものをお届けできる。
久々のブログ更新は、NATURE FURNISHの原点回帰として反省とともにお届け致しました。
2019/12/12 ウォールナット収納 【吉祥寺 インテリア NATURE FURNISH】
12月もだいぶ過ぎましたが、暖かな陽気です。
寒さが苦手なので暖冬と聞くとホッとしてしまいますが、本来の季節とは違う気候というのはどこか怖さを感じるようになりました。
「今までと違う」ということが、「良くない変化」と捉えてしまうことが増えたのは、
やはり災害が多かった今年、環境の変化を切実に感じたからかも知れません。
「変わった方がいいこと」と「変わらない方がいいこと」はぴったり背中合わせのような気がします。
年末も近づいてきて、なんとなく今年を振り返ることも増えてきました・・・
さて、ブログの更新をまめに・・というのは「変えなくてはいけない自分」ではありますが・・・
前回ご紹介の「大型壁面収納」の色々収まった状態のご紹介が、まだ写真がなく・・・
写真が撮れ次第のご紹介にさせて頂くことにして、今回は違う家具を。
ウォールナットの収納は、シンプルな形ですが綺麗な木目とガラスの扉で存在感も。
控えめな主張、とでも言いましょうか。
扉も取っ手がついているタイプではないので、よりスッキリ見えます。
シンプルながら、脚を外側につけて本体より伸ばして短めの脚をつけているのが存在感に一役買っています。
作業場で撮った写真ですが、静かに佇む感じが周りの機械にも負けない重厚感でした。
2019/02/09 wn av board
皆様のところは雪はどうでしょうか?
吉祥寺のお店周辺は今は雪の気配もなく、ただ寒さは厳しい三連休初日です。
「雪にならないといいな・・・」と思っている時点で子どもの心を失っているのかも。
さて今回はそんな「大人」に向けた?クールなav boardです。
ご注文頂いたお客様は古くからお付き合いのある方で、以前も家具を作らせて頂きました。
今回は、新居へのお引っ越しということでそちらの家具をまたいくつかお作りしました。
こちらはプライベートルームのav board。
横目ウォールナットの扉の木目。つながりが格好いい。
シンプルなので、木目でちょこっと主張しました。
三つの仕切りの中は、棚板が入る収納と、スライドレールで引き出せる収納。
スライドレールのところはプリンターを仕舞えるようにというご希望でした。
背板に配線の穴もあけてスッキリと収納できます。
プリンターは意外と仕舞うところがない、っていうのわかる気がします。
シンプルなボックスにアイアンの細めの脚がシャープな「大人格好いい」av boardのご紹介でした。
2018/08/18 open tv board
昨日の強い風も落ち着いて爽やかな週末です。
カラッとした空気も風のひんやり感も、完全に秋モード。
なんか今年は季節の前倒し感がスゴイですね・・・
この過ごしやすい季候、大好きですが、なんかじゃあ冬も前倒しでいいっすか?
みたいな感じで早めに来られると困るな。
まだ8月も2週間ありますけどね。
今回は、前回ご紹介したテーブルと同時にご注文頂いたTVボードをご紹介致します。
材料はテーブルと同じウォールナット。
open av boardタイプです。両サイドの無垢の扉はオリジナルは開き戸ですがこちらは引き戸。
オープン部分が右側になったり、左側になったりします。
アイアンの細めな感じはオリジナルと同様シャープな印象。
前回のテーブルもアイアンの脚なのでお揃いです。
同じ素材でイメージも似ているのでリビング、ダイニングの地続き感が気持ちいいです。
(今回「感」多いな・・ひんやり感、前倒し感・・)
秋感が深まると(秋感!)またウォールナットのこっくりした雰囲気の気分になります。
あ、でも次回はさっぱり代表?ナラの家具をご紹介予定です!(まだまだ夏だからね!)
2018/03/22 サイドボード、テーブルのご紹介
昨日はまさかの雪!
それも結構な降り方で、冬に戻ったような寒さもありましたね・・
そんな中仕事にむかう朝、「ホーホケキョ!」の声。
実は最近近くのマンションの木立?にでも住んでいるのかウグイスの鳴き声がきこえるところがありまして。
密かに「春だな〜」となごんでいなのですが、こんな雪でも!とちょっと驚きました。
ウグイス側にしても予想外の天気ではあったかもしれませんが、一度春を告げたからには・・・
という気概もあったのか・・?こころなしか気合いの入った「ホーホケキョ!!」ではありました。
さて鳥つながりとでもいいましょうか?
片付けのプロであり、トータルでインテリアやライフスタイルをアドバイスされている
「ヒバリ舎」さんに弊社の家具のお話をブログでご紹介頂きました。
なんとも照れくさいほどにお褒め頂きまして恐縮するばかりですが・・・
納めさせて頂いたのはサイドボードとテーブル。
お客様と一緒にヒバリ舎の内山さんがお打ち合わせにいらっしゃって、ご自宅に合う雰囲気などの相談をしながら
形や材質、ガラスなどを選びご注文下さいました。
テーブル、サイドボードともにウォールナットで落ち着いた色合い。
サイドボードは扉のガラスを柄ガラスにしたことで少しクラシックな雰囲気になりました。
テーブルはサイドボード同様に鉄脚ですが、w2000で大きめの天板に細めの角脚なのでシャープなイメージです。
かわいらしい感じのサイドボードとクールなテーブルですが材料を揃えたので統一感があります。
実はこちらは先に食器棚を納めて、何ヶ月かあとにテーブルを納品。
その時に「サイドボードは問題なく使えていますか?」とお聞きしたところ、こんなお話をして下さいました。
「実はこのサイドボード『ナベシマさん』って呼んでるんですよ〜『この食器は『ナベシマさんにいれといて〜』とか」
「!!!」
なんともありがたいような照れくさいお言葉!!
違う作家さんの家具もあるので、そちらもお名前で呼ばれているとのことでしたがなんとも嬉しい光栄な呼び名!
広々としたおしゃれなご自宅に縁あって納まった我が社の家具がまさか名前で呼ばれているとは・・・
これは喜びとともに気持ちが引き締まるお言葉でした。
自分の分身でもある家具が、納めた皆様の生活に少しでも役にたって暮らしの一部になるようにしていかなくては!
新しい季節と共に、気持ちも新たに頑張ります!
2017/04/08 ウォールナット家具2つ
少し前になりますが、工場の近くのお客様にTVボードとテーブルを納品しました。
ウォールナットで鉄脚。高さは薄めでスマートな印象です。
脚の細さや、長さ高さの比率で微妙にイメージも変わります。
細かくオーダー出来るので、そこも面白いところ。
もうひとつ納めたテーブルも、天板の厚さにこだわりました。
薄めの天板にしたいのですが、強度のことも含め限界があります。
そこで薄く見える仕様に。
天板をかき込んで、脚をその下に納めることで見た目はごく薄めに見えます。
こういった仕上げにすることで繊細な表情が。
ひとつひとつの小さなこだわりが、それぞれの暮らしに合う家具になります。
そしてそういうものが作れる楽しさと、難しさ、を感じる日々です・・・
春になり、新しい仕事や学校と挑戦する人が増えて
エネルギーがもわもわと溢れてくる季節になると
ふと、仕事への向き合い方も考えますね。
よし、仕事しよう!
急に暖かくなったと思ったら、最近は寒い日が続いたり・・・
土曜日の吉祥寺は雨が降ったり晴れ間が出たり変な天気です。
これも春が近づいているということなのでしょうか・・・
さて今回は春にふさわしい?材料のビーチ材avボードです。
なぜ春にふさわしいか・・・?ビーチ材は淡い桜色のような色が特徴だからです。(無理やり)
ご注文されたお客様はすでにビーチ材で他の家具をお持ちということで、材料を揃えて作りたいというご要望でした。
優しい色味のビーチ材でシンプルな形にするとつまらなくなりそうですが材料を厚めに取ってあるので、グレード感も出つつ可愛らしく仕上がりました。
奥に背板が入ってないので、配線がシンプルに繋げる良さも。
そしてビーチ材は経年による褪色などの変化が少ない材料の一つです。
あまり高さもなく、扉も引き戸にしてあるので少し和の要素も感じます。
今は日本でもほとんどが洋式の生活。
我が家も和室はありません。
椅子や、テーブル、ソファ、といった生活の中でも日本の中ではなんとなく背の低い家具がしっくりくるなと思います。
海外の家を見ると、同じような生活様式になってきているとはいえ背の高い、主張が強い家具が多いな・・・と感じます。
どちらがいいとか悪いとかではなく、家の広さや天井の高さ、間取りなどでも似合う家具は違うんだなということ。
そういう意味でもオーダー家具は、お客様の好みはもちろんですがその空間に合うものを作れるので
納めた時も初めからすんなり馴染む気がします。
昨日は娘がかねてから行きたがっていた小金井の「江戸東京たてもの園」に行って来たそう。
彼女も古い建物などが好きなので、相当楽しかったらしく全ては回れなかったようです。
色々な建物の中にある当時の生活の様式。
やはり日本の中に建っていたものということで和の雰囲気はありつつ時代によっては和と洋が混じったモダンな雰囲気の物があったり。
どの時代でもその時の生活様式の中で、機能と装飾どちらの美しさも追求していますよね。
まだまだ、極めていくのは難しい家具作りですが目指すのはその域!!
私ももう少し暖かくなったら、勉強も兼ねて江戸東京たてもの園に行きたいと思います・・・